女子たちが猛烈に駆け抜ける!動画プロモーション成功事例

女子たちが全力疾走で駆け抜け、猛烈な戦いを繰り広げるプロモーション動画を打ち出したライブ配信アプリ「Midchannel(ミックスチャンネル)」。公開わずか2週間で、再生回数50万回を記録しました。いま注目を集める動画プロモーションの成功事例として、今回の仕掛け人である株式会社EPOCHのPlanning Director 佐々木渉さんにインタビューし、その動画の企画・制作の裏側や、動画プロモーションに対する考え方、施した技などを伺いました。

動画企画の背景

多くの若い女子たちが、全身泥まみれになりながら必死に障害物競争のようなものでバトルを繰り広げ、周りの男性陣も真剣に応援。そして最後には、まるで壮大なアクション映画のように、爆破の演出が!このインパクトの強いプロモーション動画「WHY GIRLS RUN?~全力疾走女子たちのありえない順位争い」は、どのような背景で企画立案されたのでしょうか。佐々木さんは次のように話します。

「今回制作したのは、MixChannelの新たな視聴、応援を促すためのプロモーションムービーです。次世代のタレント候補とも言われるライブ配信を行うライバー達は、視聴者のリアルな声や応援が目に見えてわかり、視聴回数、ギフティング(視聴者からの投げ銭のようなもの)等の数字で自分の価値が測れるシビアな世界で活動しています。そんな彼女たちを見たくなり、応援したくなるよう、ライバーのシビアな世界を“ありえない順位争い”としてリアルに再現し、演出しました」

2週間で50万回再生達成!成功要因は?

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そしてこの動画は、公開からわずか2週間で、再生回数50万回という記録を打ち出しました。成功要因はどこにあるのでしょうか?

「視聴者の方々を惹きつけるために“なぞかけ”と“壮大なオチ”を演出として施したのが大きな要因かと思います。目を疑いたくなるようなトラップが次々と降り掛かってくることで、タイトルの『WHY GIRLS RUN?』の通り、なぜ彼女たちはここまでして走り続けるのか?と思わず見入ってしまいます。そして、最後に『MixChannelの広告動画かよ!?』とツッコミたくなりつつも、得られる“腹落ち感”が共感を呼んだのだと考えます。また実際にライバーの方々に出演いただいたことも、より本物感を演出できたのではないかと思います」

実際にライバーを出演させようと思ったのには、どのような意図があるのでしょうか?

「MixChannelの特徴であるライブ配信の世界を再現するという演出の『リアリティ』を高め、プロモートするときの武器を付加させる意図がありました。また彼女たちからのSNS発信力を期待していたこともあります」

動画撮影・編集時にこだわったこと

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動画の質という観点からしても、まるで壮大な映画を観ているかのようで本格的です。動画撮影と編集の際にはどのような点にこだわったのでしょうか?

●動画撮影時にこだわった点
「ライバーや応援する男性たちの表情、トラップのかかり方、良い意味でバカっぽい壮大なシチュエーションを切り取ることに注力しました。特に、トラップは“ガチ”で仕掛けたため、彼女たちから目を離せなくなるような映像を撮影できるか、何度も検証とリテイクを重ねました。結果、日没までに撮影を終える予定が、日が沈み、雨も降り出してしまった…という裏エピソードもあります(笑)ただ、そのおかげで最後の爆破シーンがより過酷かつ、インパクトのあるものに仕上がったと思います。最後まで走り続けてくれたライバーさんたちのプロ意識には感謝しています」

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●動画編集時にこだわった点
「映像とのギャップを生み出すため、BGMにモーツァルトの名曲『魔笛』を使用したのですが、その音に合わせて編集もテンポアップしていくことで、広告ということさえも忘れて思わず見入ってしまうようにしました。特にラストの音楽と完璧にシンクロした爆破シーンの気持ち良さは、良い読後感を生み出せたと思います」

動画プロモーションのトレンド「壮大なオチ」「広告っぽさを感じさせない」を踏襲

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動画プロモーションは、もはや多くの企業やサービスが実施しており、そのレベルも質も上がってきています。この動画プロモーションのトレンドをどうとらえ、今回の動画に活かしているのでしょうか?

「大いに話題になり、見てもらえる動画にはいくつかの法則があると考えています。そのトレンドを日頃から分析し、何を目的に、なぜ動画を使ったプロモーションを行うかを見極めながら取捨選択していくことが大事だと思います。
今回の動画プロモーションの一番の目的は『新規ユーザーがMixChannelに興味や関心を抱いてくれること』だったので、バイラルムービーの王道でもある“壮大なオチ”をつくる手法を取り入れました。また、なるべく多くのユーザーに最後まで見てもらえるように、広告であることを最後まで感じさせないというトレンドの一つも取り入れました」

まとめ

プロモーションの目的とライブ配信アプリの特性を踏まえた的確な戦略立案と共に、動画プロモーションのトレンドを押さえた入念な仕掛けと壮大なオチにより、ねらい通りの拡散を促した好事例と言えそうです。動画プロモーションを考える際のヒントにできそうです。

【取材協力】
■株式会社EPOCH / Planning Director 佐々木渉さん

クリエイティブプランニング・ディレクション、プロダクションワーク、ディレクターマネージメントを行う新しいタイプのクリエイティブレーベルのEPOCHに立ち上げから所属。
スポーツブランドDESCENTEのグローバルリブランディングプロジェクトや、安室奈美恵のGoogle Chromeを使った世界初のミュージックビデオ「Anything」などテクノロジーと映像の組み合わせを強みに、インタラクティブコンテンツ、映像、リアルイベント、OOHなど、シームレスにプランニング、ディレクションを行うことを得意とする。
https://www.epoch-inc.jp

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