ご存知の方も多いかと思いますが、当社は日本におけるコンテンツマーケティングの先駆者、イノーバ(株)と2016年3月に業務提携しました。
書籍・雑誌などの出版物やカタログ・チラシなどの販促物など、紙の印刷物が年々減少する中、当社を含め各印刷会社は「印刷以外」の分野に事業領域を拡大しています。今回は改めて、我々のめざすマーケティングソリューション像と、イノーバ社と提携した3つの理由をご紹介します。


[コンテンツマーケティングとは?簡単にまとめました。:youtube]

理由1:紙だけでは厳しい。ほんとうに。

新聞は2000年7,189万部だった発刊部数は2015年には5,512万部と1,600万部も減少(一般社団法人日本新聞協会HPより)しています。かつて一世を風靡した雑誌・定期刊行物の休刊・廃刊のニュースを耳にすることも多いかと思います。本や雑誌が大好きな印刷会社の社員としては大変残念ですが、これも時代の流れ。自身の生活を振り返っても、自宅・電車内で本やカタログを読む時間が、スマホで記事を読む時間に置き換わっていることを認識しています。

理由2:実は、Webだけでも厳しい。

「Webの世界」が発達したとはいえ、人間は地に足をつけて「リアルの世界」で生活をしています。どんなに素敵な商品を作ってWebサイトに掲載し集客しようとしても、ターゲットの生活者がどんな生活スタイルで、日々何を思い、何に感動し、どんな買い物をしているのかが分からないと施策がずれてしまうでしょう。「Webの世界」だけでマーケティングは完結しません。消費者マーケティングにおいてはまだまだ「店頭」「リアルの世界」ファースト、です。

理由3:webとリアルの『融合』をめざす ←×Webとリアルの展開

米国アマゾンはリアル書店の開店を急ピッチで進めています。生活者は紙の本も読めば、デジタル書籍も読みます。そのニーズにアマゾンとして答えるための出店、とのことです。
当たり前ですが、生活者はWebもリアルも使います。だから、わたしたちはWebとリアルで集めたマーケティング情報を、「Web+リアル」、「Web×リアル」で当たり前に活用していくことを目指すのです。例えば、Webの記事で予想外の人気となった内容・切り口を、店頭のPOPやダイレクトメールに活用したり、店頭調査で明らかになったターゲット像をペルソナとしてWebで集客・認知し、店頭へ送客する…など、Webのマーケティング情報とリアルのマーケティング情報が幾重にも重なった施策をまわしていきます!

アメリカ企業の88%がコンテンツマーケティングを実施

コンテンツマーケティングが生まれたアメリカでは、企業の88%(※)がコンテンツマーケティングに取り組んでいると回答しています。(※contents markething institute btob contents marketing2016)メディアが多様化し情報が溢れている現代、生活者は自分が必要な情報しか見ようとはしません。コンテンツマーケティングは、顧客(潜在層含む)のタイミング・興味に合わせて必要な情報を提供することで自社(商品)への理解を深めてもらうマーケティング手法。まさに時流に即したマーケティング手法です。
従来の広告・販促が響かなくなった、という販促担当者さま!一緒にコンテンツマーケティングに取り組みませんか?共同印刷は、コンテンツマーケティングと従来のSP(DM、POP、チラシ、カタログ)の融合をデザインします!

関連記事:印刷会社の営業が、コンテンツマーケティングをやってみてわかったこと。

「コンテンツマーケティングと共同印刷の目指すマーケティング像」動画でご覧いただけます:youtube]

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