2022年は、どんなキーワードが世の中に多く送り出されたのでしょうか? それらのキーワードから2023年度のビジネストレンドを読み解いていきましょう。
キーワードに関連する共同印刷グループの提供サービスもご案内しますので、参考にしてください。

キーワードランキングからビジネストレンドを読み解く

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を展開する株式会社PR TIMESが、2022年1月1日~10月31日に企業から発信されたプレスリリース総計26万9041件のうち、キーワードが登録されたプレスリリースにおける2022年1月~10月のキーワードランキングを発表しています。

その結果、上位には1位「SDGs」、2位「DX」、3位「イベント」、4位「新商品」、5位「キャンペーン」がランクインしました。

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「SDGs」と「DX」は、昨年より企業発表に多く使われるようになり、より定着してきているようです。

また新型コロナウイルス感染症を受け実施されていた規制の緩和に伴って、「イベント」のキーワードが多く使用されました。また「コロナ」は、「おうち時間」など関連キーワードとともに順位が大きく落ちたのも特徴的です。

上位のキーワードの背景より2023年のビジネストレンドを探りながら、各キーワードに関連するサービスをご紹介します。

PR TIMESキーワードランキング2022の1位は「SDGs」

2022年は、企業のSDGsへの関心がより高まったと考えられます。今や世界的に多くの企業がSDGsの目標達成を企業経営戦略に盛り込み、事業の成果や企業成長と共にSDGsの目標達成に取り組んでいます。

政府が策定、公表している「SDGsアクションプラン 2022」では、2021年までの認知フェーズから具体策の実施フェーズへの移行が強く示されたこともあり、官民ともに取り組みが具体的に進んだものと見られます。

消費者の間でもSDGsへの理解が進んだことで意識が変わり、商品選びにも反映され、今後も定着していくとみられます。また関連するキーワードも順位を上げ、昨年は28位だった「サステナブル」が今年は17位となりました。

SDGsの目標年である2030年に近づいてきたことにより、2023年度は、ますますビジネスにおける取り組みが増えていくと予想できます。

●事例
世界的に脱炭素に対する意識が高まるなか、企業がSDGsに取り組む例の一つに、環境配慮の商品容器や販促物を選択することがあります。

共同印刷グループが展開する販促物の環境対応サービスでは「環境・社会・経済の3つの観点から、持続可能な社会を実現させる」という理念で開発した製品・サービスを複数ご提案しています。販促物を通してSDGsへの取り組みにつなげることが可能です。

具体的には、環境配慮型プラスチックなどを用いた販促物やPOP・ディスプレイの循環型システムのご提供、そして「環境マーク認証取得支援」などをご提供しています。

SDGsへの取り組み推進の一助となり得ます。

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https://www.kyodoprinting.co.jp/lp/greenproducts/

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「SDGs×DX×新商品×キャンペーン」の組み合わせも注目

「DX」というキーワードは、2021年の同集計結果において1位でした。2022年もその勢いはとどまることを知らず、関連する商品やサービスのプレスリリース発表が相次ぎました。

企業の内部ではすでにDXが前提となっており、DX人材育成やリスキリングや配置転換など、働き方の変革を含めたDX推進の必要性が、2022年、特に話題に上りました。
各企業におけるあらゆる方面からのDX推進を背景に、2023年度も引き続きDXはトレンドのキーワードとなると考えられます。

DXは、 SDGsや新商品、キャンペーンといったキーワードと関連する形で展開されています。例えば、DXを背景にSDGsに配慮した新しい商品をリリースし、キャンペーンを実施するということは今年もさらに増え、定番になっていくのではないでしょうか。

そもそもDXとSDGsは深い関係があるといわれており、DXによるデジタル活用なくしてSDGsは達成できないと言っても過言ではありません。

日本政府や経団連が提唱する「Society 5.0」はIoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータといった新たな技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立する理想的な社会です。SDGsの目標を達成した社会にも通じるその社会を作るには、DXが手段として必要不可欠となっています。
DXとSDGsとは2023年度もさらに連携が深められていくのではないでしょうか。

●事例
SDGs×DX×新商品×キャンペーンの事例として共同印刷の「デジタルゴンドラ」をご紹介します。

デジタルゴンドラは、販売什器とデジタルサイネージそしてコンテンツを配信する仕組みを一体にした販促什器です。動画コンテンツを差し換えるだけでさまざまな情報を伝えられるため、POPの大量生産・廃棄を減らします。それと同時にインパクトのある動画コンテンツによって新商品やキャンペーンの販促効果を高めることができます。
デジタル技術を導入することで、業務変革を実現するマーケティングDXの一助となります。

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「マーケティング」は2023年度にどう進化する?

15位にランクインした「マーケティング」は、ビジネスにおいて定番キーワードと言えます。

コロナ禍によりオンライン化が加速しデジタルマーケティングが進む一方、2022年はイベント自粛が本格的に解除され、リアルの場でのマーケティングが実施復活の流れも起きてきており、活性化したものと見られます。
またDX推進の背景から、マーケティングにもそのトレンドの波がきている面もあるのではないでしょうか。

ランキング内には、マーケティングトレンドに関係すると思われるキーワードも多数存在します。例えば「イベント」「新商品」「キャンペーン」「期間限定」「プレゼント」「コラボ」などです。

この波は、2023年度はさらに強まると予想されます。DX推進の背景も手伝って、リアルとオンラインを組み合わせたより高い次元のマーケティング手法が生まれていくのではないでしょうか。

特にマーケティングDXを推進するためには、データ活用が欠かせません。いかに質の高いデータを活用できるかという点は、今後も検討の余地がありそうです。

●事例
共同印刷が提供するマーケティングサービス「リア食」は、全国約5,000人を対象にした食卓調査プラットフォームです。生活者が自ら食卓の画像を投稿し、それを集計したデータにより、さまざまな方向から分析ができます。
過去6年分のデータが蓄積されているので、過去データと最新データとの比較も可能です。

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https://riashoku.com/User


SDGsに関連する「サステナブル」も注目

17位には「サステナブル」がランクインしていました。昨年実施された同調査では28位だったところ、大きく順位を上げました。

サステナブルは「持続可能な」という意味合いを持ち、SDGs(Sustainable Development Goals)の「S」にも該当するキーワードです。
近年では、「サステナブル消費」や「サステナブルな商品」などの使われ方で浸透しつつあり、2022年には広く生活者に定着したと思われます。

2023年度も消費者や投資家などの間にさらに「サステナブル」の考え方が浸透するとみられるなか、その対応を急ぐ企業は増えています。
現に、世界では大企業を中心に自社のサステナビリティへの取り組みを強化しており、財務と非財務の統合的な情報開示が進んでいます。

●事例
共同印刷グループでは、株主や機関投資家、ESG評価機関をはじめとするステークホルダーに向けて、企業価値を明確に示していくための「統合報告書」の企画制作をコンサルティングからご支援しており、実績も豊富です。
各種ガイドラインやフレームワーク、他社先進事例などを踏まえ、貴社らしい統合報告書をご提案し、企業価値の向上につなげます。

サステナビリティに関する各種サービスをまとめた資料もご用意していますので、ぜひご覧ください。

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https://www.kyodoprinting.co.jp/lp/integrated/

資料ダウンロード
持続可能性への取り組みをサポートするサービスのご案内
Sustainability Support Service

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まとめ

2022年のビジネストレンドキーワードから、2023年度のトレンド予測を行いました。2022年のトレンドに引き続き、今年もSDGsやサステナブル、そしてDXといった大きなテーマの下、新たなデジタルマーケティングや販促活動が生み出されていくのではないでしょうか。

【データ出典】
株式会社PR TIMES「2022年企業発表のトレンドはSDGs!コロナのないTOP20 PR TIMESキーワードランキング2022を発表!」

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