顧客を引き込む!魅力的なダイレクトメールの作り方と例文

ダイレクトメール(DM)は、効果的なダイレクトマーケティングの手法です。これから実施しようとしている方は、きっとDMの冒頭の出だしから「何から書けばいいかわからない」、「どういうことを書けばいい?」などのお悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで、本記事では実際に効果の上がったDMの実例から、例文と共に、効果を上げるコツやポイントをご紹介します。季節に合わせた挨拶文の文例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ダイレクトメールの効果的な書き方

まずはDMのキャッチコピーや文章の効果的な書き方をご紹介します。
特に、書くときに気をつけたいポイントや、DMを最後まで読んでもらうコツを見ていきましょう。 

ダイレクトメールの要は「挨拶文」にある

DMは挨拶文がとても大事です。挨拶文はただの挨拶ではありません。DMの挨拶文は、形式的なものではなく、そのDMの効果に大きく関係している要素なのです。

DMの挨拶文の役割は大きく分けて2つあります。一つは顧客に親しみを持ってもらうこと。つまり自社と顧客との関係をつなぐ役割です。これは一般的な挨拶とも共通します。
しかし、もう一つ、DMならではの役割があります。それはDMを読んでもらうために顧客の関心を引くという役割です。 

DMの挨拶文は、顧客の「読みたい」という気持ちを高められるかが重要なのです。
DMには、ぜひキャッチーな挨拶文を入れましょう。 

そして挨拶文は、定型文ではなく、送る相手や季節に合わせて変えることが大切です。親しみを込める意味でも、気持ちのこもった挨拶文を用いることも重要です。

ターゲットの興味・関心から引きつける

DMのキャッチコピーや文章は、ターゲットの興味関心から引きつけるものにするのもポイントです。

そのためには、最初から商品やサービスの売り込みを避けることが大切です。

●悩み・興味のある話題を取り入れる
商品の購入やサービスへの集客につながりそうな、ターゲットが抱く悩み、興味のある話題を取り入れるのがポイントになります。 

例えば、乾燥肌に悩む女性に向けた保湿化粧品のDMでは、
「冬はお肌が乾燥する季節。肌が喜ぶ潤いを今すぐ実感しませんか?」」
など、初めに悩みへの共感を促し、興味の惹かれる話題に持っていきます。

もう少し具体的なメリットや共感できる話題を入れるのもおすすめです。

例えば美容院のリピート促進DMでは、
「夏は花火大会やお祭りなどさまざまなイベントが目白押し!素敵なヘアスタイルで気分を盛り上げませんか?」
などのように、ライフスタイルから親しみある話題を振るなどすると、共感しやすいでしょう。

●ターゲットと目的に合った文章を作る
また忘れてはいけないのは、送ろうとしているDMのターゲットや目的に合った文章を作ることです。新規顧客へ販売したいのか、既存顧客のリピートを促したいのか、告知したいのか、集客したいのかなど、ターゲットと目的を明確にして、最適で達成できる文章にするのも重要です。 

ターゲットに向けて「特別感」を演出

そしてターゲットに向けて特別感を演出するのも重要なポイントです。

「皆様」に向けてではなく、「顧客一人」、つまり今DMを手にしている「あなた」に向けたDMであることを忘れてはいけません。

主語は「読み手」にすることがポイントです。つまり「私」「弊社」ではなく、「あなた」「お客様」などにします。

もしロイヤルカスタマー向けであれば、次のような例文になります。

「あなた様だけに特別なご案内です。」
「このご案内が届いたお客様だけに、誰よりも早くご購入できます。」
「特別先行販売、数量限定の~」
「特別なお客様だけに、ひと足早くお知らせです。」
「感謝を込めて、ひと足早く、お知らせします。」
「特にご愛顧いただいているお客様だけに~」

特別感を出すためには、心を込めて丁寧に書く、手書きのDMもおすすめです。

また、誕生日や季節のイベントに送る「記念日DM」もリピート促進や休眠顧客の掘り起こしに効果的です。記念日DMに添える例文としては、次のようなものです。

「〇月のお誕生日おめでとうございます。お誕生日月にささやかながらバースデーギフトをご用意しています。
このはがきと交換で○○をお渡しいたします。是非お店にお立ち寄りください」

ダイレクトメールの例文~挨拶文編~

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続いてはDMの挨拶文の例文をご紹介します。

この例文を参考にするときのポイントは、ターゲットや目的につながるような挨拶文にアレンジすることです。春夏秋冬で「冒頭の挨拶」と「結びの挨拶」が異なるためご参考にしてください。

春夏秋冬それぞれの挨拶文の例文を見ていきましょう。

春の挨拶文

春の挨拶文は、寒さが和らぎ、新しい環境・生活をスタートする時季に合う挨拶文やコピーにしましょう。

●春の挨拶文の例

  1. 1.冒頭の挨拶
    「初春の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」
    「ようやく春らしくなり、ぽかぽか陽気が続いている中、いかがお過ごしでしょうか。」
    「新生活応援!この時季限定の特別セール」

  2. 2.結びの挨拶
    「まだまだ寒暖差のある季節、暖かくしてお休みください。」
    「春爛漫のこの頃、健やかなる日々をお過ごしください。」

夏の挨拶文

夏の挨拶文は、暑中見舞いや残暑見舞いなどの挨拶のタイミングに合わせて送るのもおすすめです。ただし、ボーナス直後やお盆・夏休みなどの連休は避けるなど送るタイミングを考えることも重要です。

●夏の挨拶文の例

  1. 1.冒頭の挨拶
    「梅雨の季節もやっと終わり、夏本番も間近にせまって参りました。」
    「暑中お見舞い申し上げます。」
    「毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?」
    「夏休みを目前に控えておりますが、今年の夏の予定はもうお決まりですか?」

  2. 2.結びの挨拶
    「暑さも本格化してきますので、くれぐれも体調を崩されませんように。」
    「暑い日が続きますので、お体に十分気をつけてお過ごしください。」
    「時節柄、お身体ご自愛下さい。」

秋の挨拶文

秋は食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋など、さまざまなものがありますので、目的に合った冒頭の挨拶を入れやすいのが特徴です。

●秋の挨拶文の例

  1. 1.冒頭の挨拶
    「残暑もようやく和らぎましたが、◯◯様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」
    「スポーツの秋到来ですが、◯◯様はいかがお過ごしですか。」
    「秋が深まりましたが、恒例の紅葉見物にはもうお出かけになりましたか。」

  2. 2.結びの挨拶
    「これからの季節、朝夕冷え込んでまいりますのでお身体にお気をつけください」
    「秋が深まりゆく季節ですが、くれぐれもご自愛ください。」

冬の挨拶文

冬は本格的に寒くなる季節。特に結びの挨拶に体調を気遣う言葉を入れるのがポイントです。

●冬の挨拶文の例

  1. 1.冒頭の挨拶
    「あわただしい師走となり、何かとご多用のことと存じます。」
    「街はクリスマスのイルミネーションが華やかな季節となりましたね。」
    「本格的な冬の到来を迎えまして、風邪など引かれていませんか。」

  2. 2.結びの挨拶
    「忙しい年末ですが、お体に気をつけてお過しください。」
    「健康で新年を迎えられますようお祈り申し上げます。」
    「◯◯様にとって来年が輝かしい年となることを心よりお祈り申し上げます。」

ダイレクトメールの例文(化粧品DM)~キャッチコピー編~

続いては、DMのキャッチコピーの例文をご紹介します。
今回はわかりやすく「化粧品」に絞ってご紹介していきます。
まずは季節問わず使える、キャッチコピーに盛り込みたいキーワードです。 

「〇限定メイク」
「数量限定発売」
「プレミアムケア」
「ご褒美ケア」
「至福の…」

 このように、「特別感」や“あなた”の悩みや興味関心を満たす内容のキーワードを用いることがポイントになります。

 そしてここからは、キャッチコピーを目的別に5つに分類し例文をご紹介していきます。

DMに限らず、商品のキャッチコピーは、読み手に何かしらのメリット、ベネフィットを伝えることがポイントになります。そのアプローチ方法は「メリット訴求」「問題解決」「理由訴求」「ユーザー証言」「オファー訴求」の5種類に分類できます。それぞれの分類型の特徴とキャッチコピーの例文をご紹介していきましょう。

1.メリット訴求

「メリット訴求」では、商品の「機能性によるメリット」を訴求しす。例えば、次のように、化粧品に含まれる美容液成分が、使い手にとってどのようなメリットがあるかを伝えます。

●キャッチコピー例
「美容液成分○○が乾燥した肌に浸透。張りのあるもっちり肌へと導きます」
「お風呂で濡れた手でも使える、忙しいあなたのためのクレンジング」
「時短!寝る前に塗るだけの簡単集中美容」

2.課題解決

「課題解決」は、まず読み手が抱えていると思われる課題を提起し、その課題に共感した方に寄り添う情報を提供します。例えば、乾燥による肌荒れに悩んでいる読み手に対し、この化粧品を使うことで乾燥から守られ、悩みが解決することを伝えます。

●キャッチコピー例「乾燥による肌荒れ…△△がうるおいに満ちた肌へ導きます。」
「夏の紫外線ダメージが気になる今こそ、徹底ケアしたいあなたへ」
「毎朝、鏡の前で満足のいく素顔に出会ってみませんか?」 

3.理由訴求

「理由訴求」は、読み手が抱えていると思われる「Why?(なぜ?)」を提起して、疑問に答えていきます。例えば、春は意外と日焼けをしがちという事実があったとして、「どうして?夏のほうが日焼けしやすいのでは?」などの読み手の疑問に答えます。

●キャッチコピー例
「春は日焼けをしやすい?!その理由とは?」
「ハリのあるもっちり肌へ!秘密は○○にあった」
「知らなかった!毎日のアノお手入れが小じわの原因に?」

4.ユーザーの声

「ユーザーの声」とは、いわゆる口コミです。その商品を実際に使った人の感動の声や心の声の紹介です。例えば、その商品を使い続けたことで、具体的にどのようなメリットがあるかを、ユーザーの声をそのまま口語体で記載する方法です。

●キャッチコピー例
「○○を使い続けたら、シミがどんどん薄くなってきました!」
「10歳若く見られました!」
「2週間で肌がもっちりしてきました!」 

5.オファー訴求

「オファー訴求」は、そのDM限定や期間限定などの「限定のオファー」で訴求します。例えば、期間限定、先着何名限定での販売、割引情報などを伝えます。

●キャッチコピー例
「○日間限定!」
「先着〇名様限り!」
「〇日間限定なら△%OFF!」 

DMの目的や訴求したい内容、商品に合わせて、これらのキャッチコピーの分類型の中から、うまく適したものを選んで使用しましょう。

キャッチコピーの作成については、こちらも合わせてお読みください。
すぐに使える!キャッチコピー作成のテクニック5選!

ポイントを意識して魅力的なダイレクトメールに仕上げる

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DMの挨拶文やキャッチコピーは、ポイントを意識して魅力的なものに仕上げることが必要になります。 

特に、ターゲットと目的を明確にして、冒頭の挨拶文やキャッチコピーから伝えたい内容に沿うよう、組み立てることが大切です。

重要なのは、送る相手と同じ気持ち・同じ立場になって考えることにあります。

例えばアパレルショップの販売員になったつもりになってみてください。お店に入ってきたお客様に、いきなりセールストークをしかけ、商品を売りつけたりしませんよね。お客様が何を求められているのかをまずは観察して、お客様がして欲しいことを行うのが、買ってもらえる販売員ではないでしょうか。DMもそれと同じです。お客様が興味関心のある、して欲しいことを、挨拶文やキャッチコピーに気持ちを込めて反映させましょう。

共同印刷ではご依頼者様のニーズやご予算合ったDMを作成いたします。キャッチコピーで悩まれた際にも、ぜひお気軽にご相談ください。

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