【海外プロモーション事例】「赤い鼻」で子供たちを貧困から救え!ユーザー参加型キャンペーンの魅力とは

プロモーション内容を広める手段のひとつである「ユーザー参加型キャンペーン」。ユーザーに写真や動画などのコンテンツをソーシャルネットワークや特設サイトに投稿してもらうことによって、話題性・拡散性が高まるのはもちろん、アウェアネスやエンゲージメントの強化も行える方法です。その効果は一体どのようなものなのか、今回はアメリカのドラッグストアWalgreensが行っている「Red Nose Day」キャンペーンを通して紹介しましょう。

Red Nose Dayとは?

イギリス生まれのRed Nose Dayと呼ばれるキャンペーンは、1988年に子供たちを貧困から救うことを目的として始められた世界的なチャリティーイベントです。アメリカでの初めてのキャンペーンが行われた2015年にこのチャリティーの募金で集められた金額は2,300万ドル。これらの募金は、7,800食の食事やワクチン・医療のほか、学習の場などの提供に使われています。 

こちらの動画は、2015年度のRed Nose Day向けテレビイベントの模様を映し出したものです。多くのセレブリティも参加した大々的なイベントとなりました。番組内ではコメディーや音楽ライブなどさまざまなショーを繰り広げながら、世界中の貧困に苦しむ子供たちのための募金を呼びかけています。 

実店舗ではどんなアピールをしているの?

では、このRed Nose Dayに向けて、イベントのパートナーであるアメリカのドラッグストアWalgreensの店舗ではどんなアピールをしているのかを見てみましょう。 
店舗に着くとまず目に入るのは、店のドアに貼られたポスター。 kaigai_can001.jpg
Red Nose Dayを知らない人も、思わず「なんだろう?」と気になるインパクトのあるものです。そして店内に入って、買い物かごをとる場所にはこちらのPOPが。 
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コカコーラやM&M'S、スターバックスなどがスポンサーとなって「子供の貧困」と戦うためのイベントが行われていることがわかります。こういったポップは店内に多く貼られており、最後に支払いをするレジに行くと、実際に「Red Nose」が買える仕組みになっています。赤い付け鼻やサングラス、ブレスレットなどが売られています。 
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SNSキャンペーンで認知度UP

買い物客は、店舗で購入したグッズを使ってFacebook、Twitter、Instagramなどに投稿を行うことで、キャンペーンに参加することができます。もっとも投稿が多いのはやはり、Walgreensで購入した「Red Nose」をつけて撮った写真のよう。簡単に装着できるうえに、スマホさえあればあっという間に投稿してキャンペーンに参加できる手軽さも受けているようです。 
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こうした投稿には一般人だけでなく多くのセレブリティも参加しており、「#RedNoseDay」のハッシュタグを用いて、情報のシェアやキャンペーンへの参加を呼びかけています。このようにセレブリティにインフルエンサーになってもらうことで、そのファンやフォロワーにもリーチすることができ、拡散効果も高まっています。 
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また、キャンペーンサイトでは、キャンペーン期間を通して州ごとに作成されたキャンペーン動画を続々と公開しています。こうした動画では、実際にWalgreensで働く人々の当イベントに対する意気込みを見ることができます。こちらの動画はテキサス州ブライアン市のWalgreensで作成されたもの。店舗マネージャーのJenniferさんを中心としたスタッフたちのRed Nose Dayにちなんだ活動を紹介し、Walgreensの地域との結びつきをアピールしています。 

 
ユーザーにとって自分が住んでいる地域で実際に働く人々が登場する動画を見ると、なんとなく親近感が湧くもの。このような動画を投稿していくことで、消費者のイベントへの期待を盛り上げてくれるのではないでしょうか。

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