
集客・広告・プロモーション
2017.10.10
タブレット活用も!接客スタッフの人手不足の解決策
今、国内では少子高齢化による労働力人口の減少で、人手不足が深刻化しています。店頭接客スタッフのマネージャー及び経営者の方は、人手不足の課題に直面しているかもしれません。そこで今回は、接客スタッフの人手不足解消の一手となり得る、新しい解決策をご紹介します。
■接客スタッフの人手不足の課題
あらゆる業界で人手不足が深刻化している中、接客スタッフそのものが確保できないといった課題があります。店舗の売上アップのためには質の高い接客が必要ではあるものの、未経験者を採らざるを得ない状況にあります。
しかしながら、残業規制や働き方改革の推進などにより、未経験の接客スタッフの教育にも時間を割けず、行き詰まり状態ではないでしょうか。
さらに昨今は、インバウンド対応の必要性から、接客スタッフには英語力や中国語力も求められています。しかし語学を求人募集に加えてハードルを高くすることもできず、教育に時間を割くことも困難です。
■接客スタッフの人手不足の解決策
これらの課題に対して、従来の下記のような解決策はすでに実施されていることでしょう。
- 指導体制を構築してから求人募集する
- 求人広告において働くメリットを示す
- 短時間勤務も受け入れる
- スタッフ一人当たりの生産性を向上させ、少ない人員でも回せるようにする
- サービスの自動化・機械化により人手を減らす
このようななか、新しい解決策として「タブレット接客を導入する」という方法も登場しています。
タブレット接客とは、スタッフがタブレット端末を活用しながら接客をすることです。誰もが同じように接客することができるため、未経験スタッフと熟練スタッフのスキルの差を埋め、レベルの均一化を図ることも可能です。
■タブレットの多様な活用用途
タブレットは接客において多様な活用用途があります。
・カウンセリングとして
化粧品業界では肌の状態を診断するなどのカウンセリングツールとして使用されています。こうしたサービス提供により、顧客とのコミュニケーションが深まる上に、購買意欲を高めることにもつながります。
・購入履歴からの次回提案
タブレット端末には購入履歴のデータを格納し取り出すことができるため、顧客に対し、その場で次回提案がスムーズに行えます。
・コーディネート提案・着回し方法などの紹介
顧客が商品を選ぶ際、例えばアパレルショップにおいては実際にモデルが着ている姿を視覚的に見せることで、商品を着用している自分のイメージが湧き、購買につなげることができます。
・商品在庫の検索
家電量販店などでは、タブレットを用いて各店舗を横断できる商品在庫の検索を行い、スピーディーに商品の提案をしています。
・視覚的な商品説明
無形のサービスなど視覚的に示さないと分かりにくい商材などは、画像や動画などで見せることで認知・理解が進みます。
・ポイント履歴・クーポン利用履歴の確認
購入履歴だけではなく、ポイント情報やクーポン利用履歴なども格納しておくことができるため、店頭で顧客と確認することが可能です。
このように、タブレットは接客においてさまざまな用途があり、接客そのもののバリエーションも無限にあります。接客スタッフのレベルの均一化はもちろん、その先にある顧客との継続的なコミュニケーションの可能性も秘めているタブレット接客。人手不足の今だからこそ、取り入れてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
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