動画マーケティングが大きく変わる! ライブ配信の可能性を一気に広げる「Router Live」 後編「最新ライブ配信技術でマーケティング課題を解決」

映像業界において最も難しいコンテンツの一つといわれているモータースポーツ。そのライブ配信を高品質かつローコストで可能にしたジーエムピー株式会社(以下GMP ※1)の「Router Live(ルーターライブ)」は、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ ※2)から非常に高く評価されています。前編に引き続き、今回もGMPの代表取締役である菱田雅之さんと、TOMOWEL Promotion株式会社(※3)取締役の直江元が、ライブ配信サービス「Router Live」について対談します。後編にあたる本稿では、企業のマーケティング・メディアとしての活用例など、「ライブ配信」の新たな可能性について、二人が独自の視点から意見を交わし合いました。

※1 ジーエムピー株式会社:メディアミックス関連事業の企画制作会社。インターネットを利用したイベント会場からのライブ中継、テレビ番組・映画・舞台の企画・製作などの事業を展開。
※2 一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会:日本国内のモーターサイクルスポーツを統轄する機関。モーターサイクルスポーツの普及振興を目的としてさまざまな活動を展開。
※3 TOMOWEL Promotion株式会社:TOMOWEL共同印刷のグループ会社。会員プラットフォームビジネス、会員向けイベント・サービス・物販、会員プラットフォームに関わる各種受注事業への対応などの事業を展開。 

[ライブ配信の新たな可能性①]「ニッチなもの」でも容易に配信できる

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直江:後半は「Router Live」の今後の可能性について話しましょう。複数のカメラをケーブルなしで使えるという利点を生かすなら、ゴルフのような、広大な競技場で複数の試合が同時進行しているスポーツの中継が適していると私は考えています。
菱田:そうですね。一方で協会に潤沢な予算がなく、競技者人口が少ないスポーツの試合にも「Router Live」が適しています。低予算でも、全国各地の愛好者や競技者にしっかりと競技の模様を届けることができますからね。当社では、すでに高校生の「なぎなた」の全国大会などで実績があります。
直江:視聴者のタイプやニーズが明確になるので、高い広告効果を期待できますね。
菱田:スポーツコンテンツをライブ配信する時は、競技用品メーカーなどの関連企業に広告出稿を提案するようにしています。広告が市場拡大や活性化の契機になりますからね。

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[ライブ配信の新たな可能性②]文化系コンテンツや企業向けコンテンツでの活用

[ 「Louter Live」の一般企業における活用例 ]

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直江:スポーツ以外ではどうでしょうか? 例えば一つの会場内に多くのステージがあるタイプの屋外音楽フェスも、「Router Live」のメリットを生かせると思います。
菱田:そうですね。私自身は自分が文楽人形細工師でもあることから、伝統芸能のライブ配信に力を入れています。神社での奉納芸能がルーツといわれる農村舞台などで、すでに実績があります。
直江:当社は一般企業での活用に期待しています。広報やマーケティング、社内コミュニケーションなどの手段として、ライブ配信は今後どんどん利用されるようになると思います。
菱田:企業からの受注は増えていますね。昨年、地方に本社がある某自動車メーカーの周年事業イベントをRouter Liveでライブ配信しました。工場内にケーブルを敷設せずに撮影できる点や本社と工場の多元中継ができる点、日本語・英語の同時配信ができる点、さらに低コストである点などが高く評価されての受注でした。コロナ禍において、役員が長距離移動せず、本社にいるままイベントの中継ができた点も高く評価されました。また当社では、新卒採用の会社説明会のライブ配信も行ったことがあります。工場や支社、営業所などを同時につないだり、チャット機能を用いてリアルタイムに質疑応答をすることができます。会社説明会のライブ配信のクオリティが高いと、エントリー者数が増える傾向があるようです。
直江:マーケティングの分野ではどうでしょうか。展示会イベントでは出展企業がライブ配信することが増えていますが、「Router Live」を使えば主催者がイベント全体をライブ配信できます。
菱田:広い会場でのケーブルの敷設は難しいですからね。
直江:主催者が行う講演をライブ配信してオンラインで質問も受けることもできます。イベントで生じる三密を回避できるのではないでしょうか。
菱田:周年事業や表彰式、運動会などの企業イベントもライブ配信にすれば、全国の社員と家族が参加できて楽しめます。コロナ対策にもなりますね。

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[競合サービスについて]同等の強みを持つサービスは、ほぼ皆無な状況

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直江:「Router Live」の競合となるライブ配信サービスはありますか?
菱田:メディア全般で考えるとTVが競合になりますが、「Router Live」とYouTubeなどの配信プラットフォームを利用した場合のほうが、機能面での優位性は高いと思っています。例えばゴルフ中継の場合、TVでは有名選手にスポットを当てることが多く、ほかの選手のプレイはほとんど見ることができません。しかし「Router Live」なら1画面に複数のプレイヤーを表示したり、別チャンネルで別のホールを中継したり、といったことが可能になります。
直江:ネットでのライブ配信サービスに限定すると、ライバルはいますか?
菱田:技術面では、「Router Live」と同等以上のサービスは今のところ、国内ではほとんど存在していないようです(2021年5月現在)。 

[ニューノーマル時代におけるライブ体感型メディアの比較]

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“TVができないことを「Router Live」で全部やる!”が大きな目標

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直江:今後、ライブ配信はあらゆる分野で増加し、マーケットが広がっていきますね。
菱田:そうですね。人気YouTuberや一部のTV番組制作者は、「これからはライブの時代」と考えているようです。ライブだからこそ得られる興奮や感動、そして同じ感動を共有する感覚が、これからのコンテンツにおける重要な要素になると思います。これらは、TVのライブ中継では表現しきれません。
直江:そもそも、ブロードキャスト(放送)とブロードバンド(通信)では、役割や価値基準が異なります。100万人に対する視聴率が10%のTV番組と、1万人に対する再生回数が100万回のネット配信を比べたら、後者の方がマーケティング的には価値が高いと私は思います。つまり、先ほど話題にあがった競技人口が1万人程度のニッチなスポーツでも、ライブ配信することで感動の共有や拡散が生まれ、市場が活性化し、盛り上がっていくのではないでしょうか。
菱田:それが理想ですね! TVでは放送が難しいコンテンツも、ネットなら可能。付加価値も生まれます。だから“TVでできないことを全部やる! ”を、「Router Live」の最終目標にしたいですね。

[まとめ]ネットでのライブ配信の本質は「ニッチメディア」

ライブ配信を高品質かつ低コストで実現できる「Router Live」。その本質は「ニッチメディア」という点にあります。マーケティングで活用する場合は、より多くの人に情報を届けるTVなどのマスメディアのような使い方ではなく、より潜在ニーズの高い層や限られた顧客だけに狙い撃ちをしたい場合に適しています。つまり、利用者層が限定的な、専門性の高い商品のプロモーションにこそ、ライブ配信を使うべきではないでしょうか。

Profile

菱田雅之
ジーエムピー株式会社代表取締役。文楽人形細工師、株式会社雅舎代表取締役。
http://www.gmp.jp/index.html
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直江元
TOMOWEL Promotion株式会社取締役。
https://tomowelpromotion.jp/
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