画像、動画、ライブ動画、インフォグラフィックス……消費者の目を通して脳に伝えたい内容を訴えることができるビジュアルコンテンツは、企業がマーケティングを行ううえでの欠かせない要素のひとつとなりました。そこで今回は海外で行われた数々の統計の結果を紹介しながら、「ビジュアルコンテンツには、実際にどの程度効果があるの?」「どんなふうに効果があるの?」といった疑問にお答えします。

ビジュアルコンテンツの現状チェック

では最初に、ビジュアルコンテンツに関するデータを見てみましょう。多くの企業とそのマーケターたちは、ビジュアルコンテンツの効果を把握しており、それが自社のマーケティングにとっていかに重要かを感じ取っているようです。

マーケターの37%は、自社ビジネスにとって「ビジュアルマーケティング」が最も重要な形態のコンテンツであると考えている。(2016 SOCIAL MEDIA MARKETING INDUSTRY REPORT|Social Media Examiner)

動画マーケティングを行なったことがあるマーケターや中小企業の76.5%は、動画マーケティングを実施した際に、ビジネスに直接的なインパクトがあったと回答。(The 2016 Social Video Forecast|ANIMOTO)

人々が「情報」を耳から聞いた場合、3日後に覚えている内容はそのわずか10%。しかし同じ情報に関連性のある画像を添えれば、3日後に覚えている内容は65%である。(BRAIN RULE RUNDOWN|Brain Rules)

2019年までに全インターネットトラフィックは、最高で80%は動画からのものになると予想される。(Visual Networking Index|Cisco)

商品の情報について「動画を見たい」と思っている消費者は、「読みたい」と思っている消費者の4倍。(The 2015 Video Marketing Cheat Sheet|ANIMOTO)

全動画の51%はモバイル端末上で再生されている。これは2015年度と比較して15%上昇、2014年度と比較して203%上昇している。(GLOBAL VIDEO INDEX Q2 2016|OOYALA)

どんなビジュアルが効果的か?

次に、実際にマーケターが実践しているビジュアルマーケティングに関する統計情報を紹介します。

300人のオンラインマーケターを対象に行ったVisual Content Marketing Statistics to Know for 2017によると、マーケターが最も頻繁に使用しているビジュアルコンテンツはストック写真で35%。続いてはインフォグラフィックスのようなオリジナルのグラフィックで30.4%。第3位は動画やプレゼンテーションで15.2%、第4位はチャートやビジュアル化されたデータで14%でした。

また、マーケターに最も高いエンゲージメントを獲得できたジュアルはどれだったかと質問をした場合、最も効果があったという回答を得たのが、インフォグラフィックスといったオリジナルのグラフィックで41.5%に上りました。第2位のチャートやビジュアル化したデータは25.7%で、1位との差は大きく開いています。

ちなみに71.1%のマーケターは、こういったビジュアルコンテンツの作成に費やす時間は週に5時間未満だそう。5~15時間と回答したのは17.5%で、15時間よりも多いと回答したのは11.4%でした。

どのように作るか?ツール紹介

では最後に、ビジュアルコンテンツ作成に活用できるお役立ちツール3選を紹介します。

グラフやチャートを簡単にインフォグラフィックス化

Create Easy Infographics, Reports, Presentations|Piktochart
消費者に伝えたいデータや情報はたくさん手元にあるけど、それをどうやってビジュアル化したらいいの? そんなマーケターにぜひ活用してもらいたいのが、インフォグラフィックス作成ソフトの「Piktochart」です。豊富なひな型のなかから自分のニーズに合ったものを選び、あとは文やデータを当てはめていくだけ。見る人の目を引くビジュアルコンテンツを簡単に作成できます。

インフォグラフィックスだけではなく、簡単にツールデザインができる

All Your Designs – Canva
難しいソフトウェアを使いこなす自信はない……。そんなマーケターにオススメなのがこちら。基本の動作はドラッグ&ドロップなので、自分が作成しているグラフィックがどのようにでき上がるか、イメージしやすいのが特徴です。プレゼンテーション、SNS向けグラフィック、ポスター、などバラエティーに富んだひな型から選んでデザインを行うことができます。

動画“素材”を簡単に動画“コンテンツ”にできる

画面キャプチャと録画ソフトウェア|Camtasia
動画コンテンツを作成したいけど、かなり難しそう……時間がかかりそう……そんなときに便利なのが動画編集用ソフト「Camtasia」。初心者でも簡単に文字やアニメーションを挿入したり、BGMを追加したりすることができます。作成した動画は、そのままYouTubeやVimeo、Facebookなどでシェアすることができるため、動画コンテンツの作成から配信までCamtasiaひとつでこなすことができます。

まとめ

「ビジュアルコンテンツ」は消費者の脳に情報をしっかりと焼き付けることができるため、マーケターにとっての強い味方です。質の高いビジュアルコンテンツを意欲的に作成・配信し、自社のマーケティングに役立てていきましょう。

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