【海外プロモーション事例】モバイルとアプリで効率的な販促を!アメリカ大手小売店の取り組み

スマートフォンユーザーが増えるにつれ、多くの企業がモバイル戦略やアプリを使ったプロモーションを打ち出すようになりました。ショッピング中の消費者にリアルタイムでアピールできるモバイルやアプリは、効果的に活用できればプロモーショナルマーケティングの強い味方になってくれます。そこで今回は、店舗内のモバイル活用POPや専用アプリでお客様がお得にショッピングできるよう工夫している、アメリカの大手スーパーマーケット「Target」に注目。一体どのような方法でユーザーに行動を起こすよう促しているのか、その手法を見てみましょう。

スマホメッセージでクーポンゲット

アメリカの大手小売店として有名なTarget。広大なフロアには食料品、日用品、アウトドアグッズ、シーズン品、洋服、靴など、多くのジャンルの商品が並んでいます。このTargetの店舗内いたるところで見かけるのが「TARGET宛てにXXというフレーズを入れてテキストメッセージを送ると、◯◯のクーポンがもらえます」というPOP。 

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テキストメッセージを送るとすぐにクーポンが返送される仕組みになっており、買い物客にとってとても嬉しいサービスです。このプロモーションには優れた点が3つあります。 

  • 1.実際に自分が買おうとしている商品の目の前に、こういったクーポンに関する表示があれば、多くの人が「テキストメッセージを送って、クーポンをもらいたい」と考える
  • 2.こういった情報が店内にあることが分かっていれば、買い物客はいろいろな商品棚に目を向けるようになり、「そのうち買おう」と思っていた商品でも、「あ、クーポンがもらえるなら今日買っておこう」と考える
  • 3.テキストメッセージを送るだけで自動的にクーポンが返送されるというシンプルな仕組みのため、アクションまでのハードルが低い

もちろん、このシステムをユーザーが使うことで、そのユーザーが「どういった商品に興味があるのか」という情

専用アプリでいつでもどこでもクーポン集め

アメリカは「クーポン大国」として知られています。消費者はショッピングに出かける前に、買おうと思っている商品のクーポンを探したり、紙面のクーポンを切り取ったりと準備を怠りません。この「クーポニング」と呼ばれる作業をより簡単で使いやすいものにするために、Targetはクーポン専用アプリ「Cartwheel」を開発しました。 

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このアプリは、Targetの店舗で利用できるクーポンを、ユーザーが自分の好みに合わせてカスタマイズしてまとめられるもの。ユーザーはアプリを開いて、自分が使いそうなクーポンがないかをチェックし、気に入ったクーポンを自分のアカウントに保存することができます。 

アプリの使用率を上げる工夫として、アプリを使っていくと保存できるクーポンの量が増えるというゲーミフィケーションの要素を加えてあります。 
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また、人気があるクーポンや期限切れが迫っているものを表示するセクションもあり、ユーザーが使いそうなクーポンにたどり着きやすくなっています。 

その他の便利な機能として紹介したいのが、アプリ内のスキャン機能。ショッピング中に「この商品、もしかしてクーポンあるかな?」と思ったら、アプリの「Scan Product」を使えば、バーコードの写真を撮るだけで情報の確認が可能です。「とにかくクーポンが好き」「割引大好き」というユーザーにとって利用価値の高いアプリを提供しています。

実店舗だからこその施策を

オンラインショッピングでの消費が増えている今、企業は実店舗での売り上げを保持するために「顧客に店に足を運んでもらう」努力をする必要があります。クーポン専用アプリや店内のPOPで顧客の興味を引くTargetの事例は、努力を怠らないことの大切さを再確認させてくれます。

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