新年度の参考にしたい!2016年版:これからのデジタルマーケティングはどう動く?

インターネットテクノロジーの進化や、新たなハードウェアの登場により、デジタルマーケティングの世界では日々、目まぐるしい変化が起こっています。こういった変化に敏感になり、自社のマーケティング戦略をそれに合わせて調整していくことは、デジタルマーケティングの社会を勝ち抜いていくために欠かせないことです。そこで今回は、2016年初期のデジタルマーティングトレンドを参考に、これからの戦略の見直しを行ってみましょう。

ソーシャルネットワーク広告

企業のデジタル広告への支出はぐんぐん伸びており、2017年にその額はテレビ広告への支出を上回ると予測されています。デジタル広告にはさまざまな種類がありますが、その中でも「ソーシャルネットワーク広告」の成長がめざましく、2017年には世界のデジタル広告支出の16%は、ソーシャル広告に分類されると予想されています。 

企業として実行すべきことは、
●数あるソーシャルネットワークの中で、自社にとって最も有益なプラットフォームはどれかを考える
●ただ広告を載せるだけでなく、そこにリードジェネレーションやCTAボタンを追加することでコンバージョン率向上を図る
といったものがあります。

ネイティブ広告

多くの企業を悩ませるアド・ブロッカーの普及により、従来の広告は効果を発揮できなくなっています。そこで活躍するのがネイティブ広告。ネイティブ広告とは見た人が一目で「広告だ」とわからないよう、記事の中に融合させて提供する形の広告です。 

アド・ブロッカーの普及に伴い、1980年代から2000年代初頭に生まれたミレニアム世代をターゲットにする企業を中心に、多いところではその収益の40%を失っているといいます。広告をブロックされてしまうことで自社サイトへのトラフィック誘導に大きな影響が出る前に、ネイティブ広告を始めることを考えてみましょう。

動画広告

さまざまな動画プラットフォームが登場したことで、企業はその規模に関係なく、広告や商品・サービス紹介などの動画を作成し、消費者のもとに届けることができるようになっています。企業にとっての動画広告の魅力は、クリエイティブなコンテンツやストーリー性を持たせたコンテンツで消費者の心に訴え、企業や商品へのエンゲージメントを促すことです。 

Cisco Systems社が行った調査によると、2019年までにインターネットトラフィックの80%は、消費者が動画コンテンツを見るためのものになるそうです。FacebookやTwitter、Snapchatなどのソーシャルネットワークでも動画サービスが始まっています。まだ動画マーケティングに力を入れていない企業は、ぜひ新戦略を考えておきましょう。

インフルエンサー・マーケティング

企業が新規顧客を得る方法としてぜひ考慮したいのが、インフルエンサー・マーケティングです。インフルエンサー・マーケティングとは、企業が自社のターゲット顧客やファンコミュニティーの中に、他の人々に影響を与えることができる「インフルエンサー」を探し出し、その人からの発信によって、商品やブランドの認識効果を上げるというマーケティング効果を発揮させるものです。 

インフルエンサーは一般人だけでなく、著名人やセレブも含まれます。著名人やセレブの口コミは、商品やサービスのプロモーションとして効果が高く、企業は彼らに、自身のSNSやブログに商品や・サービス、ブランドについて取り上げてもらうことで、口コミ効果を広げます。 

こういったインフルエンサー・マーケティングですが、ステマ(ステルスマーケティング)と誤認されないよう注意したい点を知っておきましょう。「実際に使用していないのに、あたかも愛用しているかのように書いてもらう」「真実に基づかない評価や内容を書いてもらう」などを強制せずに、あくまでも第三者として中立的な立場で情報発信を行ってもらうことを意識していきましょう。

PPCのパーソナリゼーション

Adobe社が行った調査によると、マーケターの1/3は「コンテンツのパーソナリゼーションが、今後のマーケティングにおいて最も重要である」と考えていることがわかりました。企業がデジタル広告を発信する際に、どうやって自社の商品・サービスに興味を持つ可能性の高い見込み顧客にターゲットを絞り込むかが、重要視されています。 

広告のPPC(ペイ・パー・クリック:クリック課金型広告)で結果を出すためには、ユーザーが検索に使うキーワードや閲覧履暦といったデータを活用したパーソナリゼーションを行っていく必要があります。Googleを始め、FacebookやTwitter でも、「ターゲット顧客を絞り込みたい企業」と「特定の商品やサービスにニーズを持っている消費者」とを効率よく結びつけるためのサービスが始まっています。企業はこういったサービスの活用や自社オリジナルのマーケティング戦略をもとに、いかにリアルタイムで消費者の役に立つ情報を提供できるかが、成功へのポイントにつながっていくでしょう。

トレンドを把握し計画性を持つ

効率良くデジタルマーケティングを成功させるためには、そのトレンドをしっかりと把握し、計画性を持ったマーケティングを実行する必要があります。今回紹介した情報を参考に、今後どのようなマーケティングを行っていくか、計画を立ててみましょう。

参考サイト

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