【海外販促事例】ダブル・アド・ウェンズデイで集客効果!米国スーパーマーケットの広告戦略

デジタルマーケティングが広く普及する時代となりましたが、アメリカでもまだまだ紙面の広告も大人気。日曜日の新聞には分厚い広告やクーポンが挿入されるため、それを目当てに日曜日の朝刊を購入する人もいますし、毎週定期的に自宅の郵便受けに届けられるスーパーのセールチラシを楽しみにしている人も大勢います。そこで今回は、デジタル広告だけでなく紙面での広告にも力を入れているアメリカのナチュラル系スーパーマーケットチェーン「Sprouts」に焦点を当て、その紙面広告や店舗での広告に関する取り組みをご紹介します。

消費者の購買意欲をくすぐる「ダブル・アド・ウェンズデイ」

スーパーの紙面広告が消費者の手元に届くのは、基本的に毎週火曜日(地域によって曜日設定は異なることもあります)。その宣伝広告内容の適用期間は、通常のスーパーでは翌日の水曜日から翌週の火曜日までとなっています。しかし、Sproutsではこの期間を水曜日から翌週の水曜日までとし、毎週水曜日を「DOUBLE AD WEDNESDAY(ダブル・アド・ウェンズデイ)」という特売日に設定。先週掲載した広告のセール品と今週掲載された広告のセール品の両方を買える、超お得なお買い物日としてアピールしています。 
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フルーツや野菜、さまざまなシーフードやお肉、サプリメントや日用品などがそろうSproutsでは、毎週多くの商品がセールになります。裏表数ページにわたる紙面広告は写真が豊富でとてもカラフルで、見る人の目を楽しませてくれます。 
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そして水曜日に店舗に行くと、最初に目に入るのがこちらのポスター。お店の入り口の自動ドアに貼ってあります。 
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紙面広告や店舗でのPOPなどで、お店の外から中までしっかりと「ダブル・アド・ウェンズデイ」を訴求し、人々にこのキャンペーンの連続的な興味を持ってもらうことに成功しているのです。

アプリやメルマガでのクーポン配信も開始

Sproutsでは紙面広告のほかにも、デジタル広告の一環としてアプリやメルマガでのクーポン発信を行っています。セール品や季節にちなんだ食べ物の情報が満載のメルマガの最後には、このようにクーポンが登場。メルマガの下部にクーポンが付いており、クリックするとウェブページのクーポンコーナーに飛ぶことができます。 
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現在使えるクーポンをアプリで確認し、使いたいものを保管しておくことも可能です。クーポンの一覧表を眺めながら、興味があるクーポンの「Clip Coupon」のボタンをクリックします。 
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そうするとアプリ内の「My Coupon」にそのクーポンが保存される仕組みです。 
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後はお店で支払いをする際に、上の写真にあるバーコードをスキャンするだけで、選んでおいたクーポン分の金額が引かれます。これならばクーポンを切り抜いてお財布に入れて持ち歩く必要も、うっかりなくしてしまうケースもなくなるので、とても便利ですね。

人気のエコバッグも種類豊富に勢ぞろい

日本で人気の高まっている海外スーパーのエコバッグですが、Sproutsでも常に数種類が販売されています。バッグのデザインも、地域や季節ごとに変更したり、素材の違う種類があったりとバラエティーに富んでいます。エコバッグは買い物をする際に持参すれば、袋の数×10セントを毎回の買い物合計金額から引いてもらえるようになっています。 
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オシャレなエコバッグや使い勝手のよいエコバッグは、買い物のときはもちろん普段の生活でも活躍の場がたくさんあります。そうするとエコバッグ自体が「歩く広告」としてお店の宣伝となるので、いろいろなデザインのエコバッグの販売に力を入れているスーパーがアメリカ国内には多くあります。

まとめ

マーケティングのデジタル化は多くの分野で進んでいますが、アメリカではまだまだ、紙面広告の注目度も高いものです。配送される紙面の広告、店舗に設置されたPOP、そしてデジタルクーポンなど、さまざまな角度から消費者へのアピールを行うSproutsは、消費者に「魅力的な広告」を届けることに成功しているといえるでしょう。

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