ASEANプロモーションの王道といえばFacebook!ママからの支持を集めるプロモーション事例とは?

多民族、多宗教、世界各国からの移住も多いASEANエリア。多様な人々が住むASEANでは、文化、言語、価値観、ライフスタイルなどもさまざまです。そんなASEANで、いかに効率よく多くの人に自社製品やサービスのプロモーションを展開するか...多くの販促担当者が抱える悩みの種のひとつではないでしょうか。 

日本では、SNSを利用したプロモーションはもはや避けては通れなくなっていますが、それはASEANエリアも同じです。特に、世界で15億9,000万人の月間アクティブユーザー※1を誇るFacebookのアジアにおけるユーザー数は、インドネシアで7,400万人※2、フィリピンで4,400万人※2、シンガポールにおいては人口の7割以上※2を占めると推定されています。この数字から見ても、ASEANエリアでのFacebookの存在感が感じられます。 

多彩なバックグラウンドを持つASEANの人々の間でも、共通してそのハートをつかんでいるFacebook。さて、どのようなSNSプロモーションが現地で流行っているのでしょうか。 

※1 Facebook,Inc.調べ(2015年12月31日現在)
※2セレージャテクノロジー調べ(2015年3月23日現在)。

ASEANの人々の特徴

ASEANはどの国も多民族国家で、世界各国から多くの外国人も移住しています。そのため、居住国と祖国、知り合いの住む国など、それぞれの国をつなげることができるSNSは重宝されています。
また、子育てファミリー層は日本と比べて共働きが多く、メイドや祖父母に頼ることも一般的で、忙しい日々を送っています。
多文化が共存しており、かつ、共働きで時間がないこともあり、日本と比べて物事のシンプルさを求める傾向があるように感じます。 

ASEANのSNS利用はFacebookが圧倒的です。メッセージアプリは、LINEよりもWhatsAppやFacebook Messengerがよく使われます。また芸能人や有名ブロガーのInstagramも人気上昇中です。

お得に弱い!?SNSを利用したママ向けプロモーション事例

▼KidZania Singapore
公式サイト:http://www.kidzania.com.sg
Facebook:https://www.facebook.com/KidZaniaSingapore/ 

KidZania Singaporeは、2016年4月オープン予定でまだ開業準備中ですが、すでにFacebookページが立ち上がり、頻繁に記事がアップされています。特にキャラクター入りのお年玉袋が当たるクイズを出した投稿は、答えをコメントするだけという応募の簡単さと景品の実用性からか、高い注目を集めました。東南アジアは華僑が多く、彼らの商売っ気の強い気質から、実用性の高い景品やバウチャーが当たるといったお得な情報は多くの人々の心を捉えるようです。 

KidZania_Singapore.png
▼Dumex Singapore
公式サイト:http://www.dumex.com.sg
Facebook:https://www.facebook.com/dumexclub/ 

粉ミルクのブランドDumexのFacebookページでは、公式サイトに誘導して、簡単なアンケートに答えると景品があたるなどのプロモーションを行っています。先日は、公式サイトから子どものアレルギーチェックができ、景品が当たるというプロモーションを行いました。ユーザーはFacebookページの投稿からリンク先の公式サイトへと移動し、そこで4つの質問にチェックボタンを押して答えていくだけ。最後に子どもの名前や生年月日、メールアドレスなどの個人情報を入力するようになっています。情報を入力して応募した人の中から毎月5人に子ども用のフードウォーマーが当たる、という内容でした。ここで得られた個人情報をもとに、メーカーはアレルギー体質用のフォローアップミルクの宣伝を送るなど、子どもの年齢に合わせたダイレクトメールを送付しています。なお、日本のように親たちがダイレクトメールを敬遠する様子はあまり見られず、景品や試供品セットなどを目当てによく応募しています。 

Dumex_Singapore.png

効果的なSNSプロモーションと、今後は?

先述のとおり、多様な人々が共存する上に働く女性がとても多いため、誰にでも受け入れられ、パッと見てすぐ理解できるようなシンプルさが求められます。今までになかったユニークさや視覚的な魅力を求めるよりも、簡単な操作で景品やバウチャーが当たるといったわかりやすいメリットがあれば、SNSで一気に拡散されます。 

また最近は、有名ブロガーを広告に利用するケースが目立つようになっています。
例えば「cheekiemonkies」という人気育児ブログとそのInstagramには、商品の宣伝とみられる記事が掲載されることがあります。子ども向けの商品だけでなく、男性のビジネスシューズなども掲載されたりもします。おもちゃを実際に手にしている画像の投稿にはコメントもつき、フォロワーから高い興味が寄せられている様子が伺えます。 

有名ブログやブロガーのInstagramなどの影響力は大きく、これからもブロガーを広告に利用することが増えていくのかもしれません。

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